挨 拶
会長 神戸 誠(かんべ せい)
弊連盟は、1966年、今の文科省の前身文部省より法人認可を得て、2010年に公益社団法人へと移行認可されました。これ迄多くの諸先輩の努力を持って今日の日本のギター界となっております。法人となり3/4世紀60年ををすぎましたところです。この期に、代表する理事を若い活動力のある会員へと引き継ぎました。これ迄ご尽力いただいた前理事の皆様に感謝申し上げ、これからの日本ギター音楽界をさらに興隆させて参りたい。
2022年まで約2年間にわたり日本の芸術文化さらに世界の芸術文化の発表を脅かすことがありました。まだ油断は許されませんが、ゆっくりと通常の文化芸術の活動ができるようになってきました。弊連盟においては、良質のギター音楽の発表と将来のギタリストの育成をたゆまず続けて行く所存です。このことが、国内芸術文化の一助になることと確信しております。
音楽ファン、特にギター音楽ファン皆様が期待しておりますことを、微力ですが叶えて参りたいと思っております。
弊連盟は、今日皆様が知るところの事業を実施し、ギターの技術、芸術性を高め多くのギタリストを世に輩出し、ギター音楽を将来へと反映させて行きます。
ここまで弊連盟の活動がたどり着いたことは、音楽ファンの皆様また、スポンサーの各位、皆様のお陰さまでございます。そのような中で、日本ギター界の更なる興隆に一翼を担うことができれば幸いです。
副会長 小原 聖子 (おばら せいこ)
日本のギター音楽は、戦後から始まったと言っても過言ではありません。また、1960年代を境に、新しい現代奏法の扉が開いた時期でもあります。こうしてみますと、3/4世紀あまりで日本ギター界の今があります。今日、若い方達のレベルは、世界に通じるものとなっています。技術、音楽性どれをとっても勝っても落ちることはありません。ギターが芸術文化の一員であり、我が国の芸術文化に寄与して行くものと信じております。全国で15万人ものギター愛好家がいると聞及びます。皆さんの期待に添える弊連盟として行きます。
代表理事 富川 勝智 (とみかわまさとも)
弊連盟は、連綿と先輩がつなぎ今日に至っています。2022年にその後を私が継ぐということになりました。創設以来一番若年となります。若さを糧にギター界のお役に立てるよう励んで参ります。
1966年(昭和41年)社団法人となり、今の文部科学省所管で、ギター音楽の研究と普及によって文化の発展に寄与することを目的に認可されましたころは、私は生まれていません。いま、まさに永きに亘り今日迄続いています日本ギター界の発展をさらに続ける責務を感じております。
私は、代表理事を拝命いたしました。わたしなりの考え方、また、皆様からのご鞭撻をいただきながら務めさせていただきます。
我が国ギター音楽界の興隆は勿論、広く芸術文化に寄与し実質の運営に携わって行くことになります。たくさんのギター関係者の皆さんに助けてもらい、弊連盟が随意進めて行きます事業が、皆さんに納得していただけることになるよう鋭意務めて参ります。