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新緑が映える過ごしやすい季節となりました。皆様ご健勝のことと存じます。
弊連盟も新年度がスタートしました。2024年1月から3月にかけて行われた「ギター大好きみんな集まれ ギターコンペティション」も地区大会、全国大会とも盛会に終えることができ、国内アマチュアギタリストの高い演奏水準と各地域での教授活動の充実を実感できる素晴らしいイベントになったと自負しております。
また2024年2月におこなれた連盟若手会員による「ユベントスコンサート」も満員盛会という形で終えることができ、30代前後の演奏家が強く聴衆に支持されていることがわかり、すでに日本を代表するギタリストとして音楽文化普及の一翼を担う存在となっていることがわかりました。
現在弊連盟は2024年秋に行われる「新進芸術家ギタリストの饗演」事業の準備に入っております。「若きギタリストたちによるギターコンサート」「第67回東京国際ギターコンクール」「東京国際ギターコンクール開催記念リサイタル・前年度優勝者カルロ・クラトロギターリサイタル」という3つのイベントで構成されております。今年度のコンクール開催日程や要項などの詳細は当ホームページでも確認できます。国内唯一の国際的レベルのコンクールとして、邦人若手ギタリストの健闘と参加を期待します。
今年度から東京国際ギターコンクールの本選課題曲を弊連盟から委嘱する形で動いていこうと考えており、すでに本年度のための作品として日本を代表する作曲家猿谷紀郎氏が作品を提供してくれております。日本のギター文化と音楽文化の水準を高めるためには「新しいギター作品」が生まれることが必須です。今後も弊連盟としては優れた作曲家に新しいギター音楽の可能性を引き出してくれる作品を新作委嘱していくつもりでおります。
弊連盟の支部として令和6年度より関西近畿地方支部(通称関西本部)が立ち上がります。もともとギター音楽文化において重要な役割を果たしてきた関西近畿地方ですので、今後の日本全体のギター界の発展にとって重要な役割を果たすと思われます。別の観点から考えれば人口減少の一途を辿る本国において、ギター関係諸団体の統合と再編は必須の課題となっていきます。そのほかのギター関連の任意団体(ギター製作家の諸団体含め)の再編にも弊連盟も協力を惜しまないつもりでおります。
引き続き皆様のご厚情同様にさらにご支援賜りたくお願い申し上げます。
2024.5.25 会長 神戸誠 代表理事 富川勝智
事務局より
※第67回東京国際ギターコンクールの応募要項を掲載
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